昨日テレビ番組をチェックしてたら、たまたま午後3時とかに NHK Eテレでアニメマークがついてて、こんな時間にEテレでやるアニメって別になぁ…
って思いつつ見てみた。
そしたらこれがとても素晴らしい作品だったので、ザックリとだけど、ちょっとこの作品の紹介を。
フランス発のとても美しくて楽しい映像作品♪
作品紹介、と言っても自分でもホントにたまたま偶然だったから、事前情報もなにも、こんな作品があることさえ知らなかったんだけども。
この『ハロー ワールド! 森のいのちの物語』という作品は、どうやらフランスで制作された作品らしく(原題は『Bonjour Le Monde ! 』)、オリジナルのPVをYouTubeで見つけた。
下の動画みたいな感じでフランス語全く意味不明w
NHK Eテレで放送されたものはもちろん翻訳済みだったけど。
(出典:YouTube Gebeka Films)
見てる時は、これってコマ撮りなのか?、CGなのか?、とか思ってたんだけど、上のWebページを見てみると両方の合わせ技って感じになるのかな?
でも自然の中の生き物たちの姿を生き生きと描いていて、すごく楽しくて、すごくかわいくて、意外?と言ったら失礼だけど、とても美しい映像になってる。
オススメは生き物たちと自然のやり取りがワクワクする翻訳版
この作品は(恐らく)フランスの田舎の、自然の風景の中で、「ビーバー」や「サラマンダー」、「コウモリ」「ミミズク」「カワセミ」など、たくさんの生き物たちが、誕生し、この世界を知っていく姿が描かれていく。
生まれてくる生き物たちのつぶやきとともに、声の出演で「ビーバー」や「サラマンダー」などのように「自然」とクレジットされている、神様みたいな、「さぁ、この世界を楽しんで♪」みたいな声が入る。
生まれてきた子供たちの純粋な感性や言葉、そして助け舟を出したり応援したりする「自然」の言葉など、すごく楽しくなったり考えさせられたりなどするので、オススメは絶対翻訳された方。
どうやら2月?に NHK Eテレで放送されたものの再放送だったようで、次がいつになるのか分からないけど、やっぱり日本語翻訳版の映画で見た方が、魅力は倍増するはず。
人間に分からなくても、人間目線で見えてくる世界
この『ハロー ワールド! 森のいのちの物語』は、もちろん自然の姿や、その中で生まれる動物や鳥、虫や魚たちが主役なんだけど、効果的というか、面白いなあと思ったのは、たまーに遠くの街の灯りとか、田んぼ、空を飛ぶ飛行機など、「感じられる」程度の人間の存在。
ホントに簡単に、おまけ程度にうっすらと。
このほんのちょこっとのカットだけで、なんというか自然の、生き物たちの営みがすごくリアルに思えてくる。
もちろん自然が豊かなら、こうしてたくさんの生き物たちがいるのはリアルなんだろうけど、本当にこんな風に、彼らが分かる言葉だけでいろんな会話が行われてるんじゃないかとか、こうやってみんな世界を知っていくんじゃないかと思えてくる。
「こんにちは、世界!」
生き物たちや「自然」の語りもなんかとてもいいんだけど、映像作品としてアニメとして、カットやアングルもすごく良くて、パッと見思いっきり作り物の世界って感じなんだけど、夕焼けや夜空など動きのないような風景もとても美しいし、水中、水辺、鳥やコウモリたちが飛ぶ景色とか、アングルもすごく良くて、生き物たちが命を謳歌するような感覚が伝わってくる。
子供が見たらすごく喜ぶんじゃないかなと思うけど、いやいや、この作品は大人が見てもすごく楽しめると思った。
特に動物や自然、地球が好きって人は是非見てほしい。
ホントに美しくて見惚れるし、この中で生きてるってことが素晴らしく思える。
そして命を謳歌する生き物たちが言うのと同じ様に、自分もそうだったのかもしれないな、と考えてみるのも面白いかもしれない。
「こんにちは、世界!」
って。



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