ストレス解消の本屋にて
定期的に本屋に行ってストレス解消?する。
というか、定期的に本屋に行かないとストレスが溜まる、と言うべきか。
別に毎回本を買うって訳じゃないんだけど、面白そうな本を物色して、気付いたり思いついたりすることを楽しむ感じだ。
ざっと好きな棚を見て回って、さて帰るかと思った時に「SWITCH」が目に止まった。
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
イラストの表紙だったので目に止まったんだけど、表紙をめくって鳥肌が止まらなくなった。
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」アニメ化。
これはもちろん、知る人ぞ知る、と言うかみんな知ってるか?
岩井俊二の名作ドラマのあれ。
このドラマはとにかく美しくて、素晴らしかった。
今でもその時感じた感覚は体に残っていて、BGMとともに蘇っては鳥肌が立ってしまうのだ。
このドラマは「if もしも」ってオムニバス番組で、「世にも奇妙な物語」が終了した後番組としてやった番組の中の作品だった。
当時はまだ?「世にも奇妙な物語」はすごく面白くて、それが終了してしまうのがものすごくショックだった。
でその後番組としてはじまった「if もしも」を「どうせつまんないんだろうな」と思って見始めたのを覚えてる。
でも意外と面白かったというか、この番組自体も終了するのが残念に思ったのもなんとなく記憶してる。
ストーリーテラーは中井貴一さんだった気がするんだけど、今 wiki 見てみるとタモリさんになってる…
そこは記憶違いだったか?
この「if もしも」はタイトル通り、「もしもこうだったら」ってことで分岐して2つの物語が展開する作りだったんだけど、この「「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は他作品とはまるで違う世界観を持っていた。
まさに岩井俊二ワールドと言うか、まるっきり別番組みたいだった。
あの名作をアニメ化するのはありかなしか
岩井俊二の映像作品は、一時期まるでブームみたいに溢れてたんだけど、ぱたっと見なくなってしまった。
岩井さんがセーブしたのか、理由は分からない。
飽きられてしまったってことはないと思うんだけど、どうなんだろう。
少なくともアニメファンみたいな人間や、いわゆる中二病的資質を持つ人間なら、間違いなく好きな世界観だと思うんだけどw
だからと言う訳では絶対ないと思うけど、その作品がアニメになるそうだ。
アニメをドラマ化って話になるとものすごくがっかりするんだけど、逆パターンだとちょっと期待するあたり、アニメファンのエゴか?
いや、というかそれくらい期待させてくれるドラマの作り手を知らないってことかもしれない。
だって、もし好きなアニメ作品でも、岩井俊二さんが監督してドラマ化するって言うのならちょっと見てみたい気がするし。
逆に言うと、岩井俊二監督の名作「「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」その名作をアニメ化しようとするのは結構な勇気がいると思う。
もちろんドラマを知らない若い世代に対してなら、独自の世界観として展開できるのかもしれないけど、ドラマを知っていて、あの美しい映像が自分の記憶みたいに心に残っている世代にとっては、その記憶を壊すことなく、それこそ「if もしも」アニメだったらってレベルのものじゃないと納得いかない気がするからだ。
期待とか不安とか願望とか、色々感情を重ねつつ、両方のファンとして見守ってみようかと。
(出典:YouTube 東宝MOVIEチャンネル)
ちなみに岩井俊二さんがアニメを作るとどうなるか、はじめてのアニメ作品はバイト情報誌タウンワークとのコラボとしてすでに実現している。
さすがというかなんというか、アニメでも岩井俊二ワールド全開で安心する?ので貼っとく。
(出典:YouTube townworkbaitojapan)
(出典:YouTube townworkbaitojapan)
(出典:YouTube townworkbaitojapan)
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