桜咲く綺麗な青空の朝、おかんが逝った

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おかんが今朝早く逝った。

…んだけど、びっくりするくらい悲しみはなくて、もしこの後激しい悲しみに襲われるなら嫌だな、とか思ったりする。

でも、恐らくそこまで悲しくもならないんじゃないかな、とも思ってる。

 

それはなによりも、おかんが痛みや苦しみから開放されたんじゃないか、それはおかんにとって喜ばしいことなんじゃないかと思うから。

 

癌を患って、あちこち転移して、ずいぶん長い間つらそうだったから、ようやく重い体を脱ぎ捨てられたんじゃないかなと。

 

今日は朝から気持ちの良い青空で、桜も綺麗に咲いて、早朝まだ温かいおかんに触れた後あかね(ワンコ)と散歩にでかけた。

まだ誰もいない公園であかねと遊んで、桜を見ながらなんとなく、おかんもこの綺麗な桜見れたかなとか思ってた。

ずっと寝たきりで家のベッドの上だったから。

 

満開の桜

 

もちろん母親は優しいだけじゃなくて、子供のころは反抗してた時もあったし、歳を重ねるほどに会話もしなくなったりしてた。

皮肉なことだけど、癌になって、どんどん悪くなっていくほどに大切に思い、後悔し、反省し、最近はずっと、ただただ愛しく思ってた。

 

しばらく笑った顔が見れなかったけど、とてもよく笑う人だったし、明るい人だった。

先日亡くなった志村けんさんに会えたりしないかなとか、ちょっと想像してしまうんだが…

そしたら思いっきり笑わせてもらえるだろうにな、とか。

というか、どっちも”新人”で分からないことばかりで、それどころじゃないかw

 

なんにしても、おかんに伝えたかったこと、でも伝えられなかったこと。

「ありがとう」「ごめんなさい」「楽しかった」

 

そして最近いつも頭なでなでして「また明日ね」と言ってて、明日はなくなってしまったんだけど、「またね」と伝えたいな。

 

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