テレビやパソコン、本など3回に渡って書いてきた「断捨離」不用品の処分について。
今回は前回の書籍同様、ヤフオクやメルカリでも手軽に扱えるものの一つ、CDの処分方法について書いてみる。
今の若い人はCDを買わない?のか、CDが売れない時代なんて言われてるけど、自分らのようなオッサン世代には、カセットテープやレコードに変わる先進メディアとして登場したまさに花形のものだった。
それだけにコレクションしてる人も多いかもしれないけど、処分しようと思った場合の選択肢、方法など、今回はその辺りのことを書いておく。
CD処分、個人売買とショップ買取り
前回の本や雑誌、図録の処分の記事でも書いたように、CDを処分する場合にまず最初に思いつくのはヤフオクやメルカリなどの個人売買って方法かもしれない。
小さいから梱包発送も手軽だし、それなりに高く売れそうな気もする。
いや実際需要はあるし、「モノによっては」高く売れたりもする。
ただ、もちろん「モノによっては」全然売れなかったりもするので、売れ残ってしまった場合はショップによる買取りってことになって、この流れも書籍などと同じ感じになる。
で、今回の不用品処分関連の中で、ある意味一番驚かされたのがこのCDの買取り。
というのは、ショップによって全然買取りの査定額が違うのだ。
これは本の買取りの査定額の比じゃない。
今回の処分ではいくつかのショップに事前査定したので、その結果なども書いておく。
大量のコレクションを処分しようと思ってる人は判断材料として参考にしてみてほしい。
CDはヤフオクやメルカリでも需要はある
所持してたCD自体は300枚ほどあって、まずはヤフオクとメルカリを使っての個人売買から進めた。
いくら「CD高額買取り」と謳ってるショップがあったとしても、当然個人売買以上にはならないので、少しでもお金に替えたいって場合は個人売買から進めるのが王道。
ヤフオクとメルカリはどちらか一方を使うのではなく、どちらも使うのが賢い方法だと思う。
まして前回の記事でも書いたように、今はヤフオクでも「おてがる配送 ゆうパケット」のシールが使えるので有利だ。
ヤフオクやメルカリでの個人売買の場合、システムの手数料や送料をどちら持ちにするかなど考えるところはあるものの、赤字にならないように気にするほどの安値にしなくても十分に売れる場合が多い。
それでも売れない、というものを最終手段としてショップの買取りで処分する、という流れがお得。
もちろん、お金にならなくてもいいから、とにかく早く処分したいって場合はサクッと買取りに出してしまえばいいけど、この場合でもどの店を選ぶかによって大きな差が出る。
次にこの部分について書いておく。
買取りは絶対に事前査定を頼むべき
今回、ヤフオクやメルカリの個人売買で売れずに残ったCDは150枚ちょっと。
今度はそれをショップに買取りしてもらおうってことで、色々検索。
オンラインで事前査定できるショップもいくつかあるので、それらも利用してより高く買取ってくれそうなところを探しつつ、最終的にピックアップしてみたのは下の4つ。
まず最初に断っておくと、今回の結果はあくまでも自分の所持しているCDでの結果ということで、どんなアーティストかとか、どんなジャンルかとか、もちろん品質の状態などによっても色々と変わってくるはず。
それにプラスして、検索で「CD 買取り 比較」とか「CD 買取り おすすめ」とかで出てくる記事の評価を鵜呑みにしない方がいいよ、という注意喚起も込めてという視点で見てもらいたい。
単刀直入に、事前査定結果を見てみると…
・ブックサプライ → 707円
・ブックオフ → 4221円
・セタガヤCD買取センター → 1685円
・エコストアレコード → 200円
となった。
事前査定でもこれだけの金額差がある。
「別に高額は期待してないからさっさと買取りしてもらいたい」と思っている人でも、この結果を見て気にしないと言えるんだろうか。
ちなみに「ブックサプライ」と「ブックオフ」に関してはオンラインで事前査定できるので、それを利用して出した金額、「セタガヤCD買取センター」と「エコストアレコード」に関してはメールによる事前査定をお願いして、返信いただいた金額だ。
最初の2店に関しては自分で入力して金額を出すので面倒ではあるものの、まぁ納得は行く。
ただ、こういうオンラインでの事前査定が行えるって店の方が少ないとも言えるので、そうなれば後の2店のようにメールなどで事前査定を行うってことになると思う。
いや、というか基本的に買取りを行っている店は「買取り送料無料!」と謳ってるのが普通で、送った後に査定してもらい、もしも納得行かない場合は返送してもらうことができるって形を取っている。
ただもちろんその場合は返送料はこちらが支払うことになるので、買取り金額と返送料を天秤にかけて返送を諦めてしまう場合もある気がするので、事前査定は絶対に行うべきだと思う。
今回のメールのやり取りで特に強くそう思ったので、一層声を大にして伝えておく。
Webページの好印象に騙されちゃダメ
で、メールによる事前査定をお願いした2店の結果、「セタガヤCD買取センター」さんは1685円で、ある意味妥当というか、むしろ頑張ってくれたと思うし、100枚以上の各CD全ての査定の評価額をPDFで添付送信してくれて、タイトルを見ながらなるほどねと納得できた。
問題は「エコストアレコード」さんの方。
Webページを見てみるとすごく好印象だし、「ユニクロ」やらNHKの「おはよう日本」やら、パッと見良さげな感じモリモリで、直感的に「ここにお願いしよう!」と思ってしまうw
ところが査定額は「200円」(!?)である。
(゚Д゚)ハァ? どのCDが? へ!? 全部が !!?
とあまりにビックリして、二度見、ならぬ二度聞きしたくらいだw
確認で聞き返してしまったw↓
↓それに対しての回答は
上の「二度聞き」に対しての答えは多分その通りで、もしかしたら大繁盛で、Webページの好印象そのままに、上で書いたようにいきなり送って返送を断念してしまった人が結構いて、大量のストックがあるのかもしれない。
査定依頼のメールに「セタガヤCD買取センター」さんが割と時間がかかったのに比べ、「エコストアレコード」さんは返信もすごく早かったので、いちいち一枚ずつの査定ってよりはザックリ見てみて、お宝が眠ってるかどうかを品揃えの印象から判断してるのでは?って感じがした。
もちろん実際に送ってみて、本査定した場合にどうなるのかは不明で、もしかしたらそれで高値をつけてくれる可能性はある(あるのか?w)
いやいや、そもそも「エコストアレコード」ってくらいだから、レコードがすごい高値で、CDはアレなのかもしれないしw
ただ、自分が音楽に目覚めた頃はまだミュージックテープやレコードが隆盛を見せていた頃なので、レコードも結構持っていたんだけど、とても査定してもらう気にはならなかったというのが事実…
で、ある意味この衝撃の査定額があったので、「ブックオフ」さんの「4221円」というのも逆の意味で「ホントかよ…」と思ってしまったんだけど、さてその結果はどうだったのか。
ブックオフのCD買取り、実際は?
百聞は一見にしかず。
【ブックオフ】公式宅配買取サービスを利用した際の実際の結果は以下の画像を見てみてほしい。
今回CDの他にDVDとミュージックテープもついでに送ったので、その分がプラスされて合計は4428円、CDだけ見れば96点で4108円とほぼほぼ事前査定と変わりないと言っていいくらいの買取り額だった。
「お値段がつかなかった商品」も55点あるけど、それでもこの金額だ。
なぜか「ブックオフは買取りが安い」みたいなイメージが先行してしまってて、実際今回も正確な金額が出るまでは「結局すごい安くなっちゃうんだろうなぁ…」とか思ってたくらいで、なんか申し訳ないw
実際には本当に一番高額買取りで、オンライン査定とほぼほぼ変わりないというのは、これまたある意味衝撃だった。
これは多分「ブックオフ」だからこそなせる技って感じがする。
それだけの取引実績があって、今何がいくらで売れるか、みたいなデータがかなり細かく蓄積されてるんだろうなってこと。
なぜそう感じたかと言うと、所持しているCDの中に「プレミアム」的なものが何点かあって、ほとんどはヤフオクでプレミア価格で落札されたりしたんだけど、1点だけ売れなかったものがあり、「ブックオフ」さんはそれを反映していたから。
そのCDは「SOLSTICE」というバンドの「ファースト」ってCDなんだけど、このCDは帯付きだとかなりの高額で取引されてる。
ただ残念ながら帯がなかったからなのか、ヤフオクやメルカリでは落札してもらえなかったのだ。
ただ、査定表を見てみると「ブックオフ」さんでは「1200円」と、買取りとしてはかなりの高額をつけている。
ちなみに「セタガヤCD買取センター」さんは以下の結果で、恐らく通常の買取り額はこれくらいが普通。
↓
なぜ「ブックオフ」さんがこれだけの高額をつけてるか、個人的な想像ながら書いてみると、ヤフオクを利用してる人なら知ってると思うけど、「ブックオフ」さんはヤフオクでオークション形式で出品してたりもするので、オークションの価格相場もしっかりチェックしてるんだと思った。
そして、安く買い叩いて高く売ろうってハラじゃなく、しっかり買取り価格にも反映してくれているのだ。
そんなの隠してしまってもおかしくないところ、誠実さが感じられてかなり好印象を抱いた。
CDはバックアップして売ればスッキリ♪
という訳で、今回は「断捨離」不用品の処分のラストとしてCDの処分について書いてみた。
時間を決めず、趣味的?に取引きを楽しめるスタンスであれば、やっぱりヤフオクやメルカリで個人売買するのが一番お得だと思う。
ただ、もちろん写真撮影や出品ページの作成、梱包発送などなど、手間ヒマはかかるので、もうウンザリ…って場合は買取りしてもらうのが手っ取り早い。
自分の場合も、もう少し出品価格を安くすれば売れる可能性は残していたんだけど、「費用対効果」?みたいな部分を考えると
あぁもう無理…めんどくせぇ…ウンザリ…
みたいに感じはじめてしまい、買取りしてもらったという流れ…
結果としてはまぁ満足してるし、何よりスッキリしたし、音源自体はもちろん iTunes でバックアップしてるので問題なしということで、三方良しなのだ。
ミニマリストを目指してる人?「断捨離」で不用品、CDやDVDの処分などを考えてる方はちょっとでも参考にしてもらえれば、これ幸いである。
コメント
私も、数百枚あったCDのほとんどを断捨離
したのですが、今はCD1枚数十円しか価値が
ないようですね(泣)。
そうなんですよね…。
なので面倒でも、多少なりとも価値を感じてもらえる個人売買推しですし、
買取りにしても、送ってから後悔しないように事前査定は絶対して欲しいと思いましたね。
150枚200円とかで買い叩かれてたら、良い思い出が黒歴史に塗り替えられてしまいそうです… (;´Д`)