昨年?一昨年?辺りからずっと「断捨離」作業をしてきた。
いや、なんならもっと前からやってきた感じではあるんだけど、その頃はまだ「断捨離」ってよりは「ものの処分」とか「片付け」みたいな感じだった気がする。
実のところ、今年はものづくりに力を入れようと思ってたんだけど、予想以上にこの断捨離作業に時間がかかってしまって、ようやくなんとかひと区切りついたかなって感じ。
そう、正確には「ひと区切り」で、全部済んだって訳じゃないんだけど、「ほぼ」片付いたのもあって、まあ気が楽になった感じではある。
という訳で、今回から何回かに分けてその辺りのことを書いてみる。
整理整頓されたゴミ屋敷?
「ものの処分」とか「片付け」的にやってきたことが、「断捨離」って意識に変わって来たのは、恐らく単純にものの量の推移の問題だと思う。
これは個人的な勝手なイメージだけど、「断捨離」ってどこか仏教っぽい雰囲気があって、それがまたさらに勝手なイメージで「質素」とか「簡素」「倹約」とかってのに結びついて、そもそもがあまりもののない状態をイメージしてしまう。
でも今いる場所の場合はとにかく大量にものがあって、「整理整頓されたゴミ屋敷」といっても過言じゃないくらいだったかもしれないw
この今いる家というのは、もともとは親戚、親戚のじいちゃん、父方のじいちゃんが住んでいたという場所で、そこに自分も高校生のころに転がり込んで住むようになった。
その後親戚はいなくなり、じいちゃん二人も亡くなって今は一人、という感じなんだけど、自分のものやじいちゃんのもの以外に、家族のものなどもガンガン運び込まれて、物置きみたいな状態になっていった。
嫌だなあとは思ってたんだけど、まあ自分の家でもないから何も言えないってのもあるし、それならせめてって感じで、なまじD.I.Y.とかで置き場所作ったりもできてしまうもんだから、一見スッキリしてて油断してた?ところもあったりする。
ただ年々着実にものは増えていって、もういい加減処分しないとまずいよな…とか思うようになっていった、という流れ。
やりだしたら止まらない断捨離作業
「めんどくせぇ…」って基本路線があったので超スローペースだった処分作業が、おかんが亡くなってなにかが弾けた?吹っ切れた?ような部分もあったのか、本気でものの処分に着手するようになっていった。
もともと「コレクター気質」で持ち物が多いのもあって、最初のうちはコレクションの中から選んで処分するような感じだった。
これは取っておこう、これは捨てよう、これは売ろう、みたいな。
でも、ものが減っていくうちに「これもいらないかな」「これももういいや」みたいに「未練」みたいなものがなくなっていくようになった。
もちろん「大切なものも泣く泣く手放して…」みたいなことじゃなく、「いる」「いらない」が鮮明になっていくというか、きっぱり、すっきり、なっていく感じ。
詳しくは知らないけれど、こんまりさんの「こんまりメソッド」てやつは「心がときめく」かどうかで処分するものしないものを判断するんだそうだけど、自分の場合はそういう「ときめく」うんぬんの賞味期限すら切れてる気がしたw
「なんだこれ?」とか「こんなもん持っててどうすんだ?」とか「これ誰の?」とか、もはやそこに存在してる意味が分からん、みたいな。
もちろん自分のものであれば、思い入れのあるものもあったりしたけど、それでもそこまでこだわりのあるものも別になかった気がする。
だからある意味もっとドライに、必要か必要でないか、みたいな基準で進めていった。
という訳で、ここ1、2年はなくなるペースがグンと早まった気がする。
めんどくせぇ!&金かかるぅ!
前置きが長くなったが、そんな感じで最近ようやく一段落ついた感じなので記事にまとめておくことにしたんだけど、今回は中でも一番めんどくさい&お金がかかる処分関連を書いてみる。
住んでる場所によって色々なのかもしれないけど、お金がかかる処分方法で「粗大ごみ」ってのがあると思う。
とは言え数百円とか、かかっても1000円とかなんじゃないかな?
でも、ヘタしたら処分に数万円単位でかかるものがある。
それが
「リサイクル家電」
ってやつ。
ウチにはなんと未だにブラウン管テレビが2台あったり、液晶テレビ1台、冷蔵庫、洗濯機など、使われていないものが放置されていたのである。
これがほんとに最後の最後まで悩まされた、というか、まあさっさと処分しなかったのが悪いんだけど、どうにも面倒で残ってしまってたのだ。
結論として、洗濯機を除く(洗濯機はとある理由で残すことにした)ブラウン管テレビ2台、液晶テレビ1台、冷蔵庫、の4台を処分して、処理費用は 22070円だった…
リサイクル家電の処分代の闇?
この「リサイクル家電」の処分というのは、知らないとすごく分かりづらくて、それが面倒臭さに拍車をかけて処分が遅れた理由でもある(言い訳)。
場所によって違うのか分からないけど、ウチの方はブラウン管テレビや冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコンなどなどは「粗大ごみ」としては処分できなくて、業者などに頼んで回収してもらわないといけない。
で、この処分方法が、業者に頼むとか、電気屋に頼むとか色々方法があってかえってややこしかったり、さらに料金がややこしかったり、とややこしいのオンパレードなのだ…。
ただ、結論として一つ言えるのは、
ということ。
理由として、料金設定の曖昧さがあるから。
というのは、この「リサイクル家電」というのは「リサイクル法」でかかる料金と、運んだりするための運搬料やら送料やらが別になっていて、リサイクル料金は恐らく(詳しくは分からないが…)同じながら、運搬料や送料などが業者によって雲泥の差があったりするのだ。
最初よく分からないままに、近くの電気屋2店で聞いてみたところ…
・A店 26500円
・B店 40000円 ちょい
と、2店だけでも大きな違いがあった。
この差は、簡単に言うと「手間賃」の違い。
つまりは店側が決めている料金設定の違いなのだ。
で、店によって違うのかもしれないけど、この金額の細かい部分に関しては全然説明してくれなかったりする。
B店の40000円「ちょい」なんてまさにこれで、言い方は悪いけど「足元見られる」場合が少なくないんじゃないかなと思った。
「分かりはしないだろう」とまで行かなくても、「大きなものなので運搬料がかかる」とか「色々手間がかかるので手数料がかかる」など、なんとでも言えると思うので。
リサイクル家電の処分代、料金内訳
市の委託を受けてる業者を全面的に信用できるって訳でもないかもしれないけど、あらかじめ料金をしっかり聞けたり、内訳などももちろん教えてもらえ、納得行かなければ断っても良いというのもあるので、とりあえずは信頼できると思う。
今回の場合はトータルで 22070円かかったんだけど、内訳としては
リサイクル料金:2970円
収集、運搬料金:2090円
・国内製21型ブラウン管テレビ:
リサイクル料金:2420円
収集、運搬料金:2090円
・外国製32型液晶テレビ:
リサイクル料金:3700円
収集、運搬料金:2420円
・国内製冷蔵庫(一人用の小さめのやつ):
リサイクル料金:3740円
収集、運搬料金:2640円
となっていて、リサイクル料金が12830円、運搬料や手数料などが9240円という内訳になる。
液晶テレビが高いのは、某K国の、今はもうない企業製のものだかららしい…
以前の勤務先からもらったものなんだけど、こんなん貰わなければ良かったと後悔した…
タダより高いものはない、とはこのことか…
場合によっては詐欺まがいのことも…?
さて、上の方でも書いたように、この「リサイクル料金」というのは恐らく決まっているので、13000円くらいで済むのだ。
なので、リサイクル場が近くにあって、車もあるので自分で運んで処分をお願いする、みたいなことなら手数料分(今回で言うなら9240円)はかからずに済むってこと。
車がないとか、運び出したりもできないって場合で、さらに調べたりすることもできないとか、それこそ面倒くさいとかで近くの電気屋にお願いしてしまおう、ってことなら、場合によっては手数料分が3万円弱とか取られる可能性もあるってこと…(恐ろしや…)
そういうものだと言えばそういうものなのかもしれないけど、お年寄りの一人暮らしとか、じいちゃんばあちゃんの二人だけとかって場合、悪徳業者みたいな電気屋だったら…とか思うとちょっとやりきれなくなったりするので、そんなひどいことする恥知らずなやつはいない!と思うようにしよう…。
ジモティーとかも使ってみたけど…
ちなみに、今回業者さんに頼む前に、最後の希望?と思ってブラウン管テレビ2台と、液晶テレビを「ジモティー」の「あげます」に出品してみたw
10日くらい掲載してみたんだけど、さすがにもらってくれる人はいなかった…
連絡してきた人は一人いたんだけど。
ただ、アクセスは結構あったのでちゃんと使える状態だったらどうだったんだろう?みたいな部分はある。
ブラウン管テレビ2台は映るものの地デジが拾えないし、かといって液晶テレビの方は故障して映らないものだったので、いまいち確信が持てない部分は残るかな…
ちなみに連絡してきた一人というのは…
業者!w
「有料ですけど処分できます。いかがですか?」みたいな。
いや、実際連絡してないので分からないけど、こんなん一体いくら取る気なのかと恐ろしくなる…
(・_・;)
もしお願いしてみようかと思う人がいるなら、十分注意されたし!
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