HSP内向型、ソリタリアラフィフ、コロナで失職、風の時代は涼風?暴風?

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「カミングアウト」とか言うほど大げさなものじゃないし、そもそもこんなネットの片隅のブログでカミングアウトとか言ってもイタいだけな訳だが、HSPである。

おまけに言うなら内向型で、ぼっち(ソリタリー)でもある。

そんなアラフィフのオッサンは、コロナで職を失って1年以上になる。

 

「中高年ニート」とか「8050問題」とかが取り上げられたりする中、こんなオッサンに「風の時代」の風はどう当たってるのか、そしてオッサン自身はどう感じてるのか、今回はそんなことも含めつつ、内面のことをザックリ書いてみようかと。

 

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「HSP」のこと

「HSP」って言葉が認知されるようになってきたのはつい最近のことだし、そもそも僕らが子供の頃や若い頃にはそんな言葉さえなかった。

でも今までずっと「HSP」の人がいなかった訳では当然なくて、個人個人が葛藤しながら乗り越えて来てた訳だ。

 

はじめてエレイン・N・アーロン氏の本を読んだ時に「自分のこと」だとは思ったけれど、「うん、知ってる」「今さらなにを?」的な部分も大きかったのを覚えてる。

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だから「救われた」とか「気持ちが楽になった」みたいな意見に、へ?別にそんなこと分かってたでしょ?逆に今までどうしてたの?とか思うのと同時に、HSPという「定義」みたいなものを得ることで救われる人もいるんだなと思った。

 

そうやって救われた人達の中には、もしかしたらこれで人生楽になると思ってる人もいるかもしれないけど、悲しいかな「非HSP」の人にとってはあまり関係ないから、劇的に変わるってことはないと思う。

仮に「HSP」だと主張してみたところで、それがちゃんと響いて、認識して、対応してくれるのは恐らく同じ「HSP」か、それに近い人たちだから。

 

一番伝わって欲しい、一番どうにかして欲しいって人達にはやっぱり伝わらないし、伝わっても誤解も多いし、もっと言うとサクッと忘れられてしまう。

 

それはもちろん相手に悪気がある訳じゃなくて、ただ違うからってこと。
「HSP」が「HSP」であるのと同じく「非HSP」は「非HSP」ってこと。

「HSP」がある意味「分かりすぎ」てしまうのが普通な様に、「非HSP」は「分からない」のが普通だから、HSPということを「知った」としても分かりはしないということ。

つまりはお互い様ってこと。

 

だから「HSP」という免罪符?を手に入れたところで、やっぱり自分の生き方、在り方は、昔と変わらず、葛藤しながらでも自分で見つけ出して行かなくちゃいけない。

残念ながら嫌な相手をコントロールするほどの威力は全然ないし、もちろんそんなことを考えてても到底幸せにはなれないから。

 

「内向型」や「ソリタリー」について

同じHSPでも個人個人の個性や資質、性格とかの組み合わせで色々違ってくると思う。

例えば僕の場合であれば、「内向型」の気質ってのがあって、さらに「ぼっち」気質ってのもある。

「ぼっち」って言うとちょっとニュアンスが違うから、これまた最近認知されるようになってきた「ソリタリー」って言葉を使う。

つまり俗に言う「孤独を愛する者」ってこと。

 

対人恐怖症とかではないし、友達同士でわいわいやっても普通に楽しめる。

ただ、基本的には一人でいることを好む気質。
動物占い狼なので、まさに「一匹狼」って感じだろうか?

 

コロナ渦で友達に会えなくて気持ちがへこむとか、会話もせずに過ごしてると頭がおかしくなりそう、って人達をテレビでもよく見たけど、ソリタリーには全く問題ない。

ぶっちゃけ誰とも会わないとか、喋らないとかでも「寂しい」と感じることがない。

「ソリタリー」って言葉に出会う前は、自分は恐らく人としてどこかに欠陥があるか、何かを無くしてしまったんだろうと本気で思ってた。

 

この「内向型」(内向的)や「孤独好き」って気質は、僕ら世代とか、もっと上の世代の人たちにはとても厄介な気質なのだ。

なんでかって言うと、子供の頃から「もっと元気に!」とか「もっと外で遊びましょー!」「友達をたくさん作りましょー!」「みんなで仲良くやりましょー!」と散々押し付けられてきたから。

いや、もしかしたら、最近までそんな風だったのかもしれないな。

 

で、そんな風潮の中、内向的な子供、一人が好きな子供が大人達にどんな対応をされるかは想像できるだろうし、それによって子供自身も「そうしなくちゃいけない」と感じて、自分を改造するようになる。

本当の自分を隠して、違う自分を装う、違う自分になって器用に順応する術を自然と身に着けていくって感じかな。

それは後々大きな葛藤を生むことにはなるんだけど。

 

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僕の上位5つの資質は、「内省」「共感性」「目標思考」「最上思考」「未来思考」で、この「内省」って資質がすごく大きいと感じてる。

 

これは別に「内側で反省してる」ってことじゃなくて、ただ単純に「いつも何かを考えてる」それも深く深く考え込んでるって感じ。

自分自身との対話、つまりいつも自問自答していて、時には周りも見えずに没頭してしまう程深くなったりするけど、それが苦じゃないし、むしろ当たり前だったりもする。

みんなそうだと思ってたから、ある本でそうじゃないってことを知った時は結構びっくりした。

 

上の方で「HSP」って定義を知ったから何?って思ったのはこの辺りの組み合わせの違いがあるんだと思う。

 

つまり、僕の場合は「HSP」の「内向型」で、かつ「ソリタリー」で「内省」の資質が強いもんだから、「どうすれば自分らしくありつつ周りに受け入れられるのか」とか、「自分を守りながらもやりたいようにやるにはどうすればいいのか」みたいなことを無意識に自分の中でやってきたのだ。

一人で自問自答して答えを見つけていくってことが、自然とできてた。

 

「HSP」は周囲の人たちの感情とかも敏感に察知するし、ストレングスファインダー「共感性」の資質もあって「和」を乱すようなことはしないし、普通に楽しくもやれる。

でも一人になる時間や居場所がないと壊れてしまうところ、ソリタリーの気質がうまい具合にバランスを取ってくれる。

僕の場合はそんな感じでうまい具合に噛み合っていたんだと思う。

 

そうじゃない「HSP」の人にとっては全然違ったものになるだろうし、葛藤は大きく、その上苦しいものになるのかもしれない。

 

アラフィフで、無職ですが…

ここまでは言ってみれば内側の部分を書いてみたけど、今度は現実方面?のことを書いてみる。

 

ちなみに僕は自己啓発とか成功哲学、性格診断、占いとか、潜在意識、引き寄せなどなども好きだし、子供の頃からおかんの影響もあってか「オカルト」とか「ミステリー」方面も慣れ親しんできたから、神様とか宇宙とかのいわゆるスピ系もそれほど抵抗なく受け入れられる。

そういう土壌?ベース?は実は現実を生きる上でも救いになってる気がする。

 

だってそうでもなけりゃ、いい歳したオッサンが無職になったのに「アニメ最高」とかネコ作ったりとかやってられない気がするしw

 

コロナで職を失った(と言ってもどっちにしろバイトだったけど)のは確かなんだけど、「まぁしょうがないか」と思えたし、不思議なことには今もこうして普通に生きていられてる。

それどころかオッサンが夢も希望もいっぱいである。

 

もしかしたら、この記事のタイトルで暗い内容を期待したとか、傷を舐め合おう的な感じで見に来た人がいたとしたら、その期待に応えられずに申し訳ないし、自分自身も前はむしろそっち側の人間だったから、気持ちは十分に分かるんだけど、今はなんというか安定?してる。

「今は」と前置きしたのは、そうじゃなかった時期があるってことではあるんだけど…。

 

もちろん現実を生きる上では真逆の不安定状態真っ只中なんだけど、今は内側が安定してる感覚だから、どうにかなると思える。

これは上述した土壌に加えて、多分生きることを重ねた年月、つまりは年齢のせいもあるんじゃないかと思う。

 

内向型の出不精だから経験値はめちゃくちゃ少ないんだけど、感じる、考える、思考する、みたいな日常をひたすら繰り返してきただけに、自分自身の「今の在り方」はしっかり認識できている。

 

僕は自分大好き人間だから、自分自身としっかり意思疎通できていれば、正直それだけで十分だったりする。

 

夢とか希望とか

実は今回の様な「内側」の話とか、現実面の話とかはこのブログでするつもりはずっとなかった。

でもブログ別けるのもめんどくさくなったとか、タイミング?みたいなものも感じるところがあったりして、もういいか、と。

 

上で書いたみたいに、オッサンながら将来の夢がずっとあって、それが「ポツンと一軒家」みたいな美しいド田舎で穏やかに暮らすってことだったりする。

HSPで内向型、ソリタリーで内省の気質が強い、そんな人間がそういう暮らしに憧れないとしたら、むしろその方がおかしいでしょ!ってくらいだw

でも自分をこじらせながら長く生きてきた分問題も色々あって、気づけばアラフィフで人気の街でダラダラ生きながらえてたりする。

多分そっちが夢って人にとっては歯ぎしりする程羨ましいかもしれないけども…

 

でもそういう問題もようやく少しずつ片付いてきてて、「風の時代」とかいう時代の風もなんとなく追い風に感じることもあって、どうせなら少しでも人目に触れる様な方向に進んでみようかなと思ったので、このブログで記事にしてみた。

 

まぁアクセスなんて全然ないんだけども…。

 

もちろんまだまだ超えなくちゃならない山はたくさんあるんだけど、そういう山も一つ一つ超えたら、文字通り山超えて田舎に住みたい!と思ってる今日このごろなのである。

 

著:エレイン・N・アーロン, 著:Elain N.Aron, 翻訳:冨田 香里
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