前回、前々回と、最近挙げる記事がすっかり「ミニチュア籐椅子」づいてるけど、今回もまたまた「ミニチュア籐椅子」の記事 笑
3作目となる1/6のクラフトバンド製ラタンチェア、今回は「抹茶風」?のカラーリングの作品を作ってみたので、それに関しての報告を。
イメージと実際に作るのでは印象は変わる
今回の作品、実は結構大変で、やり直しも何度かした。
まず、カラーリングとして漠然とイメージしてた3色が下のような色。
で、これで一応編みはじめてみたんだけど、白が結構クセモノ?で、なぜかすごくチープに見えてしまったので、ある程度編んでたものを解いて、使うのを断念した。
代わりというか、ワンポイント的にブラウンのライン程度に留めてみた。
それプラス、上の画像で2本の緑を「ねじり編み」してるんだけど、これはグラデーションみたいにならないかな?ってアイデアを試してみた。
なかなか面白い効果が出たかなと思うんだけど、どうだろう。
これも何度か試してみて良さげな段数を探り探り編んだ。
「ねじり編み」に関しては下の本で覚えた。
本の内容は「手編みのかご」作りだけど、編み方は色々参考になる。
「手編みのかご」を作った時の記事は以下をどうぞ。
なんにしても、複数の色を使うと取り回しもなかなか大変で、こんがらがったり引っかかったりしつつ、悪戦苦闘した…
「まろやか、かつチョイ渋」な感じ w??
今回の「抹茶風」のアイデアをイメージした時に、前2作よりももう少し控え目な感じというか、しっとりした感じ?にしたかった(語彙力…)
みたいな感じ?(いや、だから語彙力…)
漠然としたイメージではあるんだけど、多少スクエアな感じかな?って感じでほんの少し座面の形状を変更、背もたれ部分を前2作よりも少しフラットにした。
高さをもっと低くしても良かったかな?って感じもあるんだけど、まあ良い風味が出たかなと自画自賛してる w
「チョイ渋」な感じにしたかったのもあって、座面上部、下部とも派手な飾り編みはやめて、かつ脚の木の部分を敢えて少し出してみた。
作成途中は不安もあったけど、結果的には狙い通りで成功だったと思う。
意外な効果だったのが、座面サイド。
シンプルにしたいから三つ編みとかはなしにしても、さてどうしたものかと悩んで、単純にクラフトバンドを縦に貼ってみたらどうだろう?
と思って試しに張ってみたら、なぜかすごく「和」な感じがしっくり来ていい感じな見た目になってくれた♪
なんなんだろか、この感じは…
畳っぽいのか?それとも竹っぽいのか?いずれにしろ日本人特有な感性とでも言おうか… 笑
フェイクレザーのクッションは…
最後に悩んだのがクッション部の色。
イメージ段階では上画像の左側、模様ありの生地にしようと思ってたんだけど、座面に置いてみたらどうもしっくりこない…
試しにフェイクレザーを置いてみたらなかなか良くて、結局こっちに切り替えた。
前回のブラウンタイプの籐椅子も白のフェイクレザーを使用してるんだけど、実はフェイクレザーでクッション部を作るのは好きじゃない。なぜなら…

ズバリ難しいから!
風合いは良い感じが出るんだけど、角を作るために生地を下に折り曲げる際、フェイクレザーだと重なる部分にすごく厚みが出てしまう。
なので何度も細かく調整しながらじゃないと、出来上がりがすごく汚い仕上がりになってしまう。
つまり難しくて気を使うのだ。
とは言え、うまく行けばやっぱり風合いはいい感じなんだよね… 笑
ちなみに、今回中に使用してるスポンジが少し厚くなっていて、フェイクレザーの厚みと相まって前2作よりも5mmほど座面が高くなっている。
「こんもり感」もあってなかなか座り心地良さそうでいいかな?と個人的には思うんだけど、どうだろう。
感性の答え合わせ?
という訳で、今回は「抹茶風」「抹茶ラテ風」?カラーリングの籐椅子の作成報告を書いてみた。
最初はどうなることやらと思ったけど、我ながら仕上がりは上々で、いい風合いが出た籐椅子になったんじゃないかと思う。
もちろん今回もヤフオクに出品するつもりなので、果たして世間一般のみなさんの評価はどうなのか、自分の感性の答え合わせをしてみようかな?とかも思ったりしてる 笑
気に入ってもらえるといいなぁ…
(;´Д`)

<追記>
今回も無事にご落札いただき、喜んで頂けました!(・∀・)b
作るの楽しいとか売れるのありがたいとかあるけれど、やっぱり喜んでもらえてるメッセージを見る時が一番嬉しい♪
ありがとうございました!!
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