1/6 ミニチュア籐椅子、今回は「キング」&「クイーン」的な?タイプ違いの2脚についての報告。
実はこの2脚の前に、試したいアイデアを盛り込んだド派手なストロベリーカラー的なのを作ってて、Twitterにも挙げてたんだけど、どうにも上手く行かず途中放棄した…
なので、そのストロベリーはまたの機会にするとして、白とブラウンの2脚の籐椅子について書いておく。
こんもりとした有機的な曲線を目指して
最初に書いたストロベリーカラー同様、試してみたいアイデアがいくつかあって、最初に作ったのがホワイトタイプ。
座面の形状や編み方に関しては特にめずらしいことはなく、これまでと同じ。
試してみたかったのは、フチの部分の曲線で、なんというか、「こんもり」としたなめらかな曲線を試したかった。
実はこの曲線は前々回の記事のブラウンタイプの籐椅子で取り入れた方法。
この時はサイドを丸めつつ、背もたれ部分は途中で曲げるように思いついた。
この曲線が面白かったので、今回はそれを最初から意識して、こんもりと、ある意味なにか生き物的なというか、有機的な?曲線みたいなものを試してみたかった。
曲線のためにワイヤー自体を曲げるってのは当たり前で、それ自体は簡単なんだけど、そのワイヤーの曲がりにしっかり付いてくる編み方を色々研究してた。
結果的に下の画像の様になって、生物的な感じに見えるかは分からないけど、複雑な編み方とカーブが相乗効果で視覚的に凄く面白くなったんじゃないかな?と我ながら見惚れる 笑
なかなか魅力的な曲線が出てくれた気がする。
曲線から直線になっていくライン
いかした曲線が作れて満足しつつ進めてたところで、たまたま検索で見つけた籐椅子でかっこいいものを見つけてしまい、それを試してみたくなった。
一度試してみたくなると我慢できなくなってきて、結果ホワイトタイプと同時進行でもう一脚、ブラウンで作りはじめてしまった…
こちらも座面や編み方に目新しいことはしてないんだけど、一番違うのは形、スタイルで、これこそが試してみたくなったこと。
そのスタイルというのは、背もたれを真っすぐに作るタイプ。
これまではそれこそ曲線を追い求めてたというか、いかになめらかなカーブを作るかってことに心血を注いでた?ので、意外にも真っ直ぐな背もたれというのを作ったことがなかった(はず)
それはお約束的にというか、背もたれを真っすぐにするってことは座面も真っすぐって先入観みたいなものもあったと思う。
で、試してみたくなったのが、
丸みのある座面から、トップに向かって真っ直ぐになっていくラインができたらかっこよくね?
って思いつき 笑
これだとただの真っ直ぐというよりも、徐々に真っ直ぐになるラインってことなので「曲線フェチ」の血も騒ぐ 笑
今回のブラウンタイプはその背もたれにプラスして、サイドもこれまでとは違うパターンにしてみた。
というか、実はほぼほぼ思い付き w
今回は今までのタイプのように、サイドから背面に向かってフチが繋がっていくタイプではないので、サイドをどうしようかと悩んでたところ、余ってしまったワイヤー部分がちょうど背もたれ部分くらいまであることに着目
これを曲げてそのままフチにしてしまうことを思いついた。
色とスタイルで全く別物が生まれる面白さ
という訳で、今回は2脚とは言えかなりざっくりな報告になってしまったけど、偶然にもなんとなく「キング」と「クイーン」みたいな色もスタイルも対象的な2脚の完成報告をお伝えしてみた。
土台(座面)の形状は同じだし、ワイヤーやクラフトバンドなど、使ってる素材も同じなんだけど、色やスタイルが変わるとここまでガラッと違うものができる。
まぁ、当たり前っちゃ当たり前のことで、どんなものでもだいたいそういうものだろうと思うけど、飽きも来ないし、むしろ色々試せるのは楽しいところ♪
<追記>
今回も無事にご落札いただきました!(・∀・)b
しかも2脚とも同じ方にご落札いただき、2脚揃って巣立って行きました♪
ありがとうございました!!
コメント