北茨城「桃源郷芸術祭」陽気もイベントも暖かくてポカポカだった話

 

昨年の12月に「私と地域のつなぎ方」in北茨城 というツアーで北茨城に行った。

ツアーでは六角堂や五浦美術館などの観光地の他、ガラス工房や「期待場」、「ARIGATEE」などもお邪魔して、ガーランドや馬小屋の窓など、ワークショップにも参加させていただいた。

詳しくはこちら(・∀・)/

 

それからアッという間に3ヶ月。

桃源郷芸術祭」が開催されてる北茨城に再び行ってきたので、今回はその様子とか、感じたこととか。

常磐線と期待場とARIGATEEと

前回のツアーで、もうちょっと山側の方とか自由に回ってみたいなとか思ったので、桃源郷芸術祭行く時は車がいいな、とか思ってた。

でまずはペーパー脱出しないとと思って(そこから?)練習とかして、まあ問題ない感じではあったんだけど、遠出して緊張するのも嫌だなと思う部分もあって、結局高速バスと電車、アンド我が足で回ってみることに。

結果的には今回はこれで正解だったかなと思う。

 

東京から高萩までは高速バスで、高速バスってはじめて乗ったけどかなり快適だったし、常磐線もなんか超良かった。

ダーリンハニー吉川の「鉄道ひとり旅」って番組が好きで、まったりローカル感が面白くて、鉄オタでもなんでもないのに結構ハマってる番組だったりするんだけど、常磐線まさにそんな感じ。

 

密かに心の中で「おぉぉー!そうそう、こんな感じよ!」とか叫んでたw

 

※以下クリックでデカい画像&スライド

高萩駅

高萩駅

高萩駅ホーム線路

高萩駅ホームから

↓「開閉ボタン」緊張したわw

常磐線車両開閉ボタン

 

天気良くてポカポカ陽気だし、梅?桜?とかも咲き始めてたりして、景色ものんびりとしてて心地よかった。

 

大津港駅

大津港駅

駅前にある大津港駅前観光案内所 今は使われてないんだと思う。

大津港駅前観光案内所

 

2日目なんてその気持ち良さに「期待場」行く予定を変更して、20分くらいかな?ぶらぶら歩いて「てんごころ」行ったんだけど、汗かいてたし。

お店の方と少しお話して、「汗かいてますもんね」みたいに笑われてたしw

てんごころ

てんごころ

カリントまんじゅうと変なイチゴ

 

レンタサイクルとかあったらもうちょっと回れる範囲広がって良かったんだけどなぁ…

 

ARIGATEE」の方もまさにこの天気に似合うというか、「和み感」がはんぱなかった。

ARIGATEE

ARIGATEE

里山田舎

 

地域おこし協力隊で、「ARIGATEE」の改修を行ってるアーティスト「檻之汰鷲」の石綿さんと再会してお話させてもらったり、おばちゃんに饅頭もらって、とん汁(100円!)も一緒に縁側に腰掛けて美味しくごちそうになったり、なんか心も腹もポカポカした。

 

 

有賀邸

アリガ亭

 

2日目ラストまで見てこうと思ってたんだけど、シャトルバスとか電車の時間とか計算に入れてなくて、帰りのバスに乗り遅れそうだったので早めに日立(帰りの高速バスは高萩じゃなく日立から)に行ったんだけど、日立駅の景色にもびっくりしたな。

海が一望できてすげぇの。

 

すっかり写真撮るのも忘れて、見晴らし最高のベンチに座って「てんごころ」で買った「カリント饅頭」食べながらほっこりしてた。
熱いお茶が欲しかったな。

 

「変なイチゴ」&「生クリーム大福」&「カリント饅頭」 幸せすぎる(・∀・)b

変なイチゴ&生クリーム大福&カリント饅頭

 

今回のは「鉄道の旅」とか呼べるようなもんじゃないけど、こういうのが電車旅の良さなのかもなあと思って、もっと時間取ってたっぷり電車の旅に行ってみたいなあと思ったりした。

 

桃源郷芸術祭

と、今回の北茨城行はそんな感じの行程だった訳だけれども、ここからは肝心の「桃源郷芸術祭」のこととか。

 

前回のツアーで同行していただいた役所の職員の方とも何度かメール連絡させていただいて、その中に

「桃源郷芸術祭は基本方針の一つとして地域密着型を掲げており、協力隊の皆さんをはじめ、地に足着いた、地道な取組みで成り立っています。」

という言葉があった。

 

「期待場」でギャラリーやステージ、各教室を回っていて感じたのはまさにその部分だったと思う。

期待場(キタイバ)

期待場

 

スタッフとして動いてる人たちも、お客さん、お父さんお母さん、子供たち、みんな楽しげだったし、校庭の駐車場は満車のような状態だった。

 

旧富士ケ丘小学校

 

この桃源郷芸術祭が「田舎と都会を結ぶ」とか「移住者を募る」とか、そういう地方創生とか移住者促進とかに直接影響あるのかとかって話になったら全然分かりかねる話だし、個人的に正直な感想を言わせてもらえば、直接どうにかなるとは思えない部分はある。

 

それに地域の人たちとか、役所の人たちとかの思いや希望とかととどこまで合っているのかとか、重なってるのかとかも ”ヨソ者” には分からない。

でも少なくとも「地元の祭り」的なものとしては、地域の人に愛される暖かくて良いイベントなんじゃないかと思った。

 

そして “ヨソ者” である自分が持った「桃源郷芸術祭」の印象は、静けさの心地よさを再認識できるイベントだったってこと。

 

これはほんとに個人的な感覚というか、見解というか、になってしまうんだけど、教室に並べられた作品を眺めていて、周りは賑やかなのにも関わらず静かな空間で見てる感じを同時に想像できて、不思議な心地良さだった。

この感覚は多分12月のツアーで訪れた時のシーンとした学校の静けさの印象が強かったってこともあるんだと思う。

 

地域活性化みたいな点から見たら毎日でも今回のような賑わいになってて欲しかったりするのかな?とか思うけど、個人的には静けさが好きだから(いやゴリゴリのメタルとか超好きだけどそれとは別の話で…)、賑やかさとかは特別望んでない。

むしろ光が差し込む教室の静けさとか、その空間でじっくり作品を見ることとか、なにか作ったりとか、考え事したりとか、そういうのがすごく贅沢な空間で、豊かな時間で、最高に心地良いんじゃないかと思う。

 

12月のツアー記事のどこかで、アーティストさんには環境が整っている、みたいなことを書いた気がするけど、もし上で書いたみたいな空間に身を置いて創作したい、とかならとても良い環境だと思うし、桃源郷芸術祭みたいなものが定期的にあれば、地域の人に作品を通して自分を知ってもらうって部分だったりもいいんじゃないかな。

 

作品とかに関して書くと、毛利元郎さんの絵は素晴らしかった。
あと同じく「3年4組」の小峰力さんの絵もすごく好きなタッチだったし、何組か忘れたけど、イラストのお宿とかお風呂も面白かった。

ちょうどタイムリーに「情熱大陸」で塩谷さんの銭湯のイラストとか見た後だったのもあるかもだけど。

 

なんにしろ、アーティストさんや作家さん達の作品群を、美術館とか展覧会とかって訳じゃなく、ある意味「文化祭」的に見れるって実はすごいことだと思う。

 

お昼は水菜鬼盛り「茨城ドッグ」でまんぷく♪

茨城ドッグ!

茨城ドッグ

 

ひとしきり作品を見て、「ARIGATEE」に向かうシャトルバスまで時間が結構あったので、「期待場」の周りをぶらぶらしてみた。

 

ちなみにシャトルバスは北茨城地域おこし協力隊、檻之汰鷲さんのデザイン♪

檻之汰鷲デザインシャトルバス

 

「期待場」、旧富士ケ丘小学校の校門を出た途端に普通に関本町なので、よけいに期待場が「桃源郷」っぽく感じるw

 

散歩してると山や花がきれいだったり、鳥の声がこだまして聞こえたり、すぐ裏手でじいちゃんたちがゲートボールやってたり、そういう地域の普段の生活の片隅に桃源郷芸術祭のステージの音が小さく聞こえてたりする。

 

そういう「静かな田舎のお祭り」感みたいのがなんか幸せだった。

 

北茨城関本町

茨城県関本町

 

「ARIGATEE」では昨年のツアーで馬小屋の窓をつけさせてもらって、2階も直すとのことで見学させてもらってた。

泊まれる様にするって話ではあったけど、ボロボロだし、すき間だらけだし、相当時間かかるんじゃないかと思ってたので、たった3ヶ月かそこらで見事に出来てて驚いた。

ARIGATEE馬小屋

ARIGATEE馬小屋前

ARIGATEE馬小屋オブジェ

ARIGATEE馬小屋1階

ARIGATEE馬小屋外のアート

 

綺麗に張り直された床、置かれた座布団に正座してまったり作品を眺めてると、風に揺れる木々の音とか、母屋の前の楽しそうな皆の声も小さく聞こえて、上の窓からは青い空と緑の木々が見える。

ARIGATEE馬小屋2階

檻之汰鷲作品

ARIGATEE馬小屋2階からの景色

 

心地良くて、なんかスーッとして眠ってしまいそうだった。

 

北茨城とか県北とか

そんな五感で幸せを感じられるようだった「桃源郷芸術祭」。

ここからはイベント以外の部分とか、色々と思ったこととか、ちょっと堅苦しいこととか。

 

昨年、ツアーに参加する前後から現在まで、茨城、北茨城の情報とかはちょくちょく見ていて、今回「桃源郷芸術祭」ツアーがあったのも知っていた。

それ以外にも「県北芸術祭」の2019年の開催が延期になったり、「いばらきショートフィルム大賞」は終了してしまったりと、なんか残念な情報も色々と見てもいた。

 

上の方で書いたように、「桃源郷芸術祭」が地域の活性化に役立つのかとか、移住促進に繋がるのかとか、そういう部分は分からない。

役所の職員の方が言うように地域密着型の取り組みということであれば、移住者促進とかよりは、地域の繋がりに重点を置いてるイベントなんだとも思うし、なんでもかんでも移住者移住者とかってなるのは寂しいことでもあると思う。

 

そういうことを踏まえた上で、”ヨソ者”的視点で、自分なりに色々と思ったことを書いてみる。

 

今回「桃源郷芸術祭」のツアーに参加しなかったのは、個人的にゆっくり行きたいって部分はあったんだけど、ツアー内容が前回の内容とほぼ変わらなかった部分も理由の1つではある。

 

もし前回ツアーの他の参加者で同じ理由で今回のツアーに参加しなかった、とかってことがあったとしたら、ちょっともったいない気がした。

もちろん「桃源郷芸術祭」が開催されてるリアルタイムに、ツアーも同時進行で色々めぐるとなれば、現実的に人手が足りずに手が回らないって部分もあると思う。

でもそれならそれで、いっぺんに多くの場所を見せようとかしなくても良かったんじゃないかなと思ったりもする。

 

「桃源郷芸術祭」はボランティアの募集もやってたから、いっそのことそれ自体ツアーにしちゃうとか?

「期待場」に泊まって地元の人とまさに地域密着とか?楽しそうじゃない?いやまあ色々規制とか、他にも問題とかあったりするんだろうけど…

 

その他、たまに見に行くサイトで「茨城県北クリエイティブプロジェクト」ってサイトだったり、「いばらき移住定住ポータルサイト Re:BARAKI」ってサイトだったりもあるんだけど、これらのサイトに「桃源郷芸術祭」の宣伝とかないのも「あれ?そうなんだ」とか思った。

 

 

 

「桃源郷芸術祭」が移住促進に直接関係なかったとしても、仮に移住を考えてる人とかが見た時に「あ、こんなイベントもあるんだ」と気に留めるだけでもめっけもんだし、逆に全く知らないとなれば、これもまたもったいないんじゃないかなとも。

 

実際自分も「茨城県北クリエイティブプロジェクト」の「桃源郷芸術祭 2018」の記事を見て楽しそうだなとか、良いところそうだなとか、地域密着感も伝わってくる感じだったし。

 

そして同じ県北地域の大子町でも、同時期に「大子まちなかアートウィーク 2019」というイベントがやっていて、「桃源郷芸術祭」でもチラッとコラボ?してる部分もあったりした。

 

このことを別の県、地域とかから行く人達はどこまで知っていたんだろう。

期待場ギャラリーにチラシや作品も並んでたし、ステージにも登場されてたりしたんだけど、正直それだけじゃよく分からなかったりして、スルー率が高いんじゃないかな。

 

まあ別の地域だから、関係ないと言えば関係ないのかもしれないけど、「県北」というくくりで見れば「県北芸術祭」という大成功したイベントを共に開催してる地域でもある訳だし、お互いにガンガン宣伝しあったらいいのに、とか思った。

 

今回の自分みたいにバスとか電車で行くとなったら、それなりに難しいかもしれないけど、普通は?車で訪問するんじゃないかと思うし、そうなればちょっと足を伸ばして行ってみようか、みたいにつながったりもするんじゃないかとも思うし。

お互いの地域にオイシイんじゃないかとか、自分が車で訪れたとしたら楽しみが増えたんじゃないかと思ったりもしたので、それもちょっともったいない気がした。

 

実際ガンガン宣伝してたのかもしれないし、自分が知らないだけで細かいことは分からないので、あまり余計なことは言えないけれど、例えばTwitterとかでの宣伝ってことになると、タイムラインでほんの一瞬しか表示されない訳で、ちゃんと「情報」として探してる人にとってはやっぱりサイトやブログの力は大きい気がするんだけど、オッサンの考え方なのかなぁ… (;´∀`)

 

「観光いばらき」でも残念ながら「桃源郷芸術祭」のことは紹介されてなかったんだけど、せっかくなので「県北」を紹介しといてみようかなと。

 

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まあ単純に「ひよっこ」大好きってのもあるんだけども ( ´∀`)

 

そんな訳で、いつももったいないなと思うのは、「県北」情報があちこちに散らばってしまってる?気がしてしまうこと。

 

茨城と一言で言ってもすごく広いし、イベントにしろ観光地にしろ、地域の取り組みにしろ、そりゃあもう色々で、それこそそれぞれに移住者促進に力を入れてたりもするんだと思う。

人気最下位返上とかも? (;´∀`)

 

でもそんな中で「県北」としてアートフェスをやった経緯があって、北茨城には「アートと共に生きる町」ってスローガンもある。

でかい「茨城」くくりじゃなく、「県北」くくりでもっとアートで盛り上がったら結構な田舎パワーで威力あるんじゃね?とか面白そうなんだけどな。

 

次こそは…?

という訳で、今回も好き勝手なことを書かせてもらった。

次行く時こそは車だな、と思うけどどうなることやら…
┐(´д`)┌

 

いやまあ別に暖かくなればバイクで全然問題ないと思うけど。
むしろ気持ちよさそうだし。

 

…とか言ってる間に暑いの通り過ぎて冬になってたりしそうだが…

 

とにかく今回の桃源郷行は天気良くてポカポカ陽気で気持ち良かったし、期待場もARIGATEEもほっこり感溢れるイベントで、貧乏ヒマなし人間には持ってこいのリフレッシュだった♪

 

期待場展示作品

 

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