CDジャケットの模写、迷いまくったオリジナル第一期ｗ
それらを経てなんとなく形になってきた頃のイラスト。
小冊子は毎月作成されてたものの、イラストは休み休みって感じだったので、描き方がその時によって違ってたりする。
相変わらず詩は付けてたんだけど、それはなんというか、世界観を作るための小道具的に使ってるところもあった。
目指してたのは、おどろおどろしいとか、日本的な気持ち悪さや雰囲気とか、そういう世界観。
元々日本や日本語が大好きだったし、おかんの影響？ｗ でそういう世界観も大好きだった。
もちろん江戸川乱歩や丸尾末広も。
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丸尾末広さんのまんが色々♪
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江戸川乱歩の代表作や色々な作家のエッセイが載ってる、1994年に発行された生誕100年の記念出版。厚さが上下巻ともに６cmくらいあって重いｗ
定価5300円！ ×2冊で10600円！
実はおかんからの誕生日プレゼントｗ
誰かの個展を見に行った帰りに買ってきてくれたｗ
一心不乱に描く楽しさ♪ パクリ…じゃなくリスペクト！ｗ
最近「ももクロ」ちゃんと競演したことで？人気急上昇したバンド「人間椅子」
もちろん「イカ天」時代から好きで、この頃のイラストはもろに影響を受けてるｗ
江戸川乱歩や丸尾末広に加えて、人間椅子とかライナーノーツのイラストの大越孝太郎、無限の住人の沙村広明などなど、
そういうものを貪欲にパクリ… リスペクトしまくってたｗ
人間椅子のアルバム「怪人二十面相」や「黄金の夜明け」のライナーノーツのイラストは大越孝太郎氏。
まんが「月喰う蟲」は丸尾色も感じてしびれる一冊。
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人間椅子のアルバム「無限の住人」はもちろん沙村広明氏の「無限の住人」のイメージCD。
CDジャケ写の裏はメンバーの御首…ｗ
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元々細かいことが好きなので、0.03とか0.05とかのサインペンを使って描き込んだりしてた。
用紙は相変わらずコピー用紙だったけどｗ
詩はハンディタイプで印字できるワープロみたいのがあって、後から印字してた。
イラストを描くのが楽しいと思えたのはこの頃からだろうか。
なんか恐いけど、ヘッドホンで人間椅子を聞きながらとにかく一心不乱に描いてた気がするｗ
オリジナル その4
何かに取り憑かれたように、いきなりリアル路線に変更ｗ
今日は手足を差し上げましょう
明日は全てを見通す目を…
それでも彼は裁きます
流れに逆らうこの小石を
この世は地獄
あの世は天国
あの世の地獄へご案内
オリジナル その５
大友克洋とか田中達之みたいに猥雑にメカメカしくしたかったんだけど、そんな技術もあるはずもなく妄想ばかり先行…ｗ
忘れている
これは使命ではなく権利でもない
狂っている
これは思想ではなく感動でもない
心をなくした１つの力は千の力を持ち
人々の心に暴力を振るう
気付いていながら拒まない
進んで行う狂気の正義
オリジナル その６
よくこんなの思いついたなとｗ
夢にむしばまれ
空想に身をゆだね
現実から逃げまわり
時間を忘れた
自ら産みし新しき魂は
リアルと共にこの身を喰らい尽くす
オリジナル その７
これは用紙を変えてみたイラスト。
そしたら全然黒の乗りが悪くて、途中でイヤになって雑になったｗ
やっぱコピー用紙最高？ｗ
重量測定可能
人の愛はくずと説く
選ばれし美しき我は
ピグマリオンコンプレックス
果てなき愛欲を貪るも良し
最上の眠りに酔いしれるも良し
我が手の中で狂え、踊れ
オリジナル その８
最初にイメージしてたのとは違う感じになってしまったんだけど、なんか勢いに乗って止まらずに描いたｗ
死肉を食らう者が真実の正義を説く
邪悪を拒む者が誠の愛を説く
喜びを忘れた水仙達はナルシスの子供
泉にはエゴイストとネクロフェリアンの山
真実の悪が偽りの正義を招く
オリジナル その９
なんか細かいのが描きたいなあと思ってたんだけど、全然思うようにいかなかったｗ
カラスもだめだめ… orz
溢れ出す欲望
薄愛と狂気
暴力崇拝と権力の行使
履き違えられた自由と
金への執着
むき出しのエゴは全てを切り刻む
その上隣人争いてまで神に誓う
その願いとは？
オリジナル その１０
これを描いた時は変な感覚だった。描いてる時の記憶がなくて、描き終わった後の充実感がハンパなかったｗ
二度と戻れぬ六根清浄
針の山成す怒髪天
狂気が正気で正気が狂気
楽し楽しや狂気山脈
基督、仏陀に福沢拝む
罵るお主も孤島の鬼じゃ
黄金眠る落莫の地
咲き乱れるはマンドラゴラ
さあ
寄ってらっしゃい
見てらっしゃい
オリジナル その１１
「無限の住人」の裏ジャケのイラストを思いっきりパクリ…リスペクトしたｗ
それだけでなんか上手くなった気がしたｗ
黄泉帰されし胎児の鼓動
不眠の呻吟繰り返されど
今だに説けぬその理
所詮は障りな泡沫人と
投げて自壊を辿るなら
毛者の蒲団に包まるが善し
桜の森の満開の下で
このイラスト以降、小冊子への投稿はやめてしまって、この後定期的にイラストを描くようなことがなくなってしまった。
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