【2021家庭菜園 番外編】無農薬栽培のための手作り虫除けスプレーの威力は?

当ブログはプロモーションが含まれています

2020年からスタートした我が家の家庭菜園

昨年2021年は2020年の経験も活かして豊作を目指した。

ただ現実はそんなに甘くなく、栽培方法はもちろん、害虫、害獣?対策にも頭を痛める状況になった。

今回は「番外編」として、野菜の栽培方法ではなく、その辺りのことについて。

 

スポンサーリンク

2020年以上に害虫に苦労した2021年

2020年は小松菜に「コナガ」の幼虫がついて、害虫対策としてアースの「やさお酢」っていうお酢の虫除けスプレー(殺虫剤ほどの威力はないと思う)をまきまくってた。

 

ちなみに最初に使ってみた虫除けスプレーは、ホームセンターコーナンのオリジナル、「お酢守」ってスプレーだったんだけど、全然太刀打ちできなかったので「やさお酢」を試してみたって経緯。

ただ、結果的にはどちらも同じ、効果がある虫、ない虫とかがあるのかは分からないけど、少なくともコナガには通用しないし、アブラムシにも効果なかった。
(害虫被害が発生する前から予防的に散布してたらどうなのか、などは不明)

 

昨年2021年も最初は「やさお酢」をかけまくってたんだけど、ちょっとそれでは太刀打ちできないほどに虫がついたり、ネズミの被害なんかもあって、なかなか一筋縄では行かなかった。

一番の被害はラディッシュ。

【2021家庭菜園】ラディッシュプランター栽培は害虫に惨敗!編 まとめ
家庭菜園でラディッシュ栽培に挑戦…したら害虫で惨敗…

 

ラディッシュは結局害虫被害で収穫まで至らなかった。

2020年、昨年と多少の被害はありつつ、栽培したものは収穫までできたんだけど、このラディッシュだけ収穫できずに終わってしまった…

 

そして害虫の被害については、「コナガ」の他に「ハダニ」と「アブラムシ」の被害にあった。

特に「アブラムシ」はめちゃくちゃしつこくて、ナスの葉や茎について毎日のように虫除けスプレーで洗い流すような感覚だった。

【2021家庭菜園】害虫にも泣いたプランター栽培「ナス」編 まとめ
冬越しナスと接木「千両2号」で挑んだ家庭菜園2021の茄子栽培レポート

 

ネズミ被害発生!野菜も食う強敵!

その他にネズミの食害があって、ネットをかぶせる対策も取った。

家庭菜園のネズミ害獣にネットで対策

 

エネル
エネル

ネズミが野菜なんて食べるの?

と思うかもしれないけど、食べる!

やつらも生きるために必死なので、食べれるものは食べる!

 

一度、食われる前に収穫してやる!と収穫したミニトマトのプランターに、土をほじくった跡さえあった。

現場を見てないのになんで分かるかと言うと、やつらは必ずフンを残していくから。

 

我が家は結構な町中だし、車や人もよく通る場所ではあるんだけど、最近周りに空き家も増えてきて、空き家周辺の家にはやっぱりネズミ被害が出ているらしかった。

ネズミは頭も賢くて、一度目をつけられたらしぶとく狙ってくるのでかなり厄介。

被害にあったと思ったら早めに、しかも完璧に対策しないと、甘くみると根こそぎやられると思う。

 

ただ、殺鼠剤とかは使いたくないし、おすすめもしない。

無用な殺生はよくないとも思うし、殺鼠剤はその場ですぐに死ぬ訳じゃなく、じわじわと効いていくものなので、どこで死ぬか分からない。

仮に屋根裏とかに侵入してそこで死んだりされた場合、ウジが発生したりなんて別の問題も出かねない。

 

なので、やはり徹底的に侵入を防ぐとかで諦めさせるしかない気がする。

 

自家製の手作り虫除けスプレー

という訳でネズミ対策はなかなか難しいけど、同じく想像以上に難しいと思ったのが害虫対策

2020年は上で書いたように「やさお酢」である程度しのげたんだけど、昨年は全く太刀打ちできなかったってのが事実。

 

ただ、薬剤、農薬、殺虫剤などはやっぱり使いたくなかったので、手作りの虫除けスプレーを作ってみた。

あくまでも「虫除け」程度で、「殺虫」ほどの威力はないのを前提。

 

まず最初に作ったのが、お酢とにんにく、唐辛子を漬け込んだもの。

米酢、にんにく、赤唐辛子を用意して

手作りスプレー用の酢とにんにくと唐辛子

 

コーヒーの空き瓶を使ってみる計画。

自家製虫除けスプレー用の瓶

 

赤唐辛子は中の種を抜いて

手作り虫除けスプレー用の唐辛子

 

にんにくは皮をむいて

手作り害虫スプレー用の生にんにく

 

分量は結構適当w

自家製害虫スプレー用の材料

 

全部一緒に瓶に入れて漬けるだけ。簡単。

自家製虫除けスプレーを漬け置き

手作り虫除けスプレーを瓶で保存

 

ただ、もちろんすぐには威力を発揮しないはずで、ある程度は漬け込まないとダメだと思う。

で、その間にもアブラムシが待ってくれてる訳もないので、「やさお酢」で対抗しつつ、全然太刀打ちできないので、次の新たな自家製虫除けスプレーに取り掛かることに。

 

手作りスプレー強力版、その名は「ストチュウ」!

次に試したのは「ストチュウ」として有名?な手作り虫除けスプレー。

「酢」と「酎ハイ」なので「ストチュウ」らしい。直球。www

という訳で、前回の虫除けスプレーに「酎ハイ」を加えたものになる。

 

今回は漬け置きとかしてるヒマもないので、効果に差があるのかは不明ながら、にんにくと唐辛子はチューブで用意。

虫除けスプレーストチュウ用材料

 

お酢と酎ハイは同量とのこと。

ストチュー用のお酢

ストチュー用の焼酎

 

先に注意しておくと、ここで作った「ストチュウ」相当に強烈な代物なので、作業する際は絶対ゴム手することをおすすめする。
そして容器は絶対に瓶にすること!

 

プラスチックとかじゃ絶対ニオイがもれると思う。

 

という訳で準備が整ったら…

手作り虫除けスプレーストチュウの材料

 

チューブのトウガラシと生にんにくを入れ…
(この時は素手ながら危険を感じてその後はゴム手を装着w)

ストチュウ用のチューブのトウガラシ

ストチュウ用のチューブの生にんにく

 

単純に混ぜ合わせただけでも強烈なニオイで鼻がモゲそうだし、目もかなりシバシバする…

混ぜ合わせた手作りスプレーストチュウ

一番問題なのが、この状態だとニンニクとかトウガラシのチューブの内容物が詰まってしまってスプレーが使えないので、この危険な液体を濾す必要があるのだ…

 

で、ダイソーで買ってきた折りたたみのコーヒードリッパーとフィルターでやる作戦…

コーヒードリッパーとコーヒーフィルター

 

…だったんだけど、これが全く進まない!

こんなんじゃ全て濾し終わるまで何日かかるか分からず、臭いしシバシバするしで耐えられない!

手作りストチュウの濾し作業にトライ

という訳でやむを得ず、我慢しながらフィルターに入れつつ手で絞る作戦に変更…

くれぐれも言っておくけど、肌の弱い人は絶対に素手で作業することのないように。

いやもちろん肌に自信のある人もね。そんな勇気ある人いないと思うけどw

 

換気扇フル回転でしばし我慢の作業を終え、ようやくなんとか濾し終わった。
(かなり無駄にした分も多く、めっちゃ減ってしまった…)

濾し終わった自家製虫除けストチュウ

これもインスタントコーヒーの瓶に入れて、ニオイがもれないようにラップと紐で厳重に密封。

使用する時は、1リットルに対して約2ml くらいの希釈で。

瓶に保存した手作り虫除けスプレーストチュウ

 

自家製虫除けスプレー「ストチュウ」の効果は?

で、この手作りした自家製虫除けスプレー、結局のところ効果はどうなの?って部分が気になるところだと思う。

 

その効果は……

 

…… 微妙……

 

まず、最初に作った漬け置きタイプでは全く効果なしだった。

そして「ストチュウ」の方も、試しにラディッシュに発生したコナガの幼虫に直接スプレーしてみたんだけど、全然平気…

 

まるでシャワーでも浴びてるかのような、涼しい顔…
(いや分からんけど)

 

希釈を濃くして使ってみたりしたけど、アオムシどもは「ウッ!」ってなることもなくストチュウでびしゃびしゃの葉っぱをモリモリ食べてた…

 

それよりも、むしろ人間の方がそのニオイに「ウッ!」てなるくらいで、近所迷惑になる気もしてあまり大々的には使えなかった。

【2021家庭菜園】ラディッシュプランター栽培は害虫に惨敗!編 まとめ
家庭菜園でラディッシュ栽培に挑戦…したら害虫で惨敗…

 

ただ、ラディッシュのコナガの青虫以外にナスのアブラムシがひどくて、このアブラムシ退治にたくさん使った。

 

まくだけじゃ全然効果ないので、手で葉っぱや茎をこすりながらストチュウスプレーで洗い流すようにしてた。

 

ようやくアブラムシ退治ができたかなって思うころには、ナスの葉っぱ自体もシワシワにしわがれたようになってしまったから、薄めて使うにしても少なからずナス自体にも影響があると思う。

【2021家庭菜園】害虫にも泣いたプランター栽培「ナス」編 まとめ
冬越しナスと接木「千両2号」で挑んだ家庭菜園2021の茄子栽培レポート

 

やっぱり農薬使うしかないのかなあとは思ったんだけど、少しネットを検索した中で、中性洗剤で洗い流すって記事を見たので、今年またアブラムシ被害があったら、今度は洗剤を試してみようかなとも思ってる。

 

というか、「ザ!鉄腕!DASH!!」の「DASH村」特性、無農薬農薬を試したいところではある。

ただ、これもニオイは結構キツそうだから、それなりの広い場所とかじゃないとなかなか使う勇気がないんだよなぁ…

 

今後も害虫対策はなかなかキビシイ戦いが続くかもしれない…

 

面倒くさい人はとりあえずコレで… (;´∀`)

コメント

タイトルとURLをコピーしました