2025年の年賀状は降臨とリベンジと発見と挑戦。そして言い訳。

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気がついたら、昨年はついに更新が1回…

しかも1月1日に更新したきり2025年を迎えるという体たらくっぷり…

まあ言い訳はいろいろある訳だけれども、取り敢えず今年も年賀状の記事でスタートしてみようかと。

 

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降りてきたマダムホワイトスネイク

去年の年賀状記事を読み返して、「来年は年賀状イラスト描くか未定」みたいに書いてて、実際もうやめようとは思ってた。

 

年賀状は辞め時が難しいというか、いやまあ挨拶なんだから辞めたくてもいいとは思うんだけど、年賀状って「お返し」しなくちゃいけないかな、みたいなことを考えさせてしまうんじゃないか?ってのが厄介なところ。

しかもイラスト年賀状なんて、相手にしてみれば妙に「重い」気もするから、お返し年賀状を半強要してる気もして、ここ何年かはいつも迷ってた。

 

特に「ネタ」も思いつかなくて、12年前の延長の、「12年後のメデューサ」しかなかった。

イラストの年賀状を描きはじめたのは12年前の巳年年賀状からで、その時はただの思いつきで、シャレのつもりで出してみたのがはじまりだった。

年賀状のアイデアでものすごく久々に再開したイラスト
何十年も描かなかったイラストを年賀状用のイラストで復帰した。

へび年イラスト原画

 

そんなシャレのつもりの年賀状が、申年と丑年が訳あって描かなかったけど一応一回りしたってことで、これももういいか、と思った理由の一つでもある。

 

逆に、描こうかなって思わせてくれるのは、やっぱり喜んでくれる人の存在

もう当たり前みたいになってしまって?ほぼみんな大した反応は示してくれないんだけど(泣)、何人か毎年喜んでくれる人もいて、中でも大切に保管してくれてるって人も。

今でもそうしてくれてるのかは分からないし、確認するのもなんだからしてないんだけど、そういう人のことを想像すると、やっぱり描こうかなあと思ったりする。

 

ただの社交辞令になってしまって、大した感動も与えられないなら描いても仕方ない気がするし、描く時はちっぽけなりに魂込めて描いてるつもりではいるから。

そんな「まあどっちでもいいか」みたいな心境で「マダムホワイトスネイク」の顔をなんとなく描いてみたら、「あれ?めっちゃええやん」って思って、そのまま描き進めてみることにした、という流れ 笑

 

敷かれたレールばかりじゃ発見はないのさ

実は今回のイラストは、個人的には「反則」みたいな部分もあった。

というのは、どこまで細かく描けるか、みたいなのが自分の中のチャレンジでもあり、密かな楽しみでもあったりするんだけど、今回はめっちゃええやんと思ったメデューサの一発描きサイズが大きくて、でもそのめっちゃええやんのラインを年賀状サイズで再現できる気がしなかった。

なのでその一発描きのメデューサの顔を基準にして、他の花やら蛇やらバックやらを付け足していって、最後に年賀状サイズに縮小印刷する、という方法をとった。

 

なので、この細かさは純粋な細かさじゃないじゃんってのがちょっと引っかかるところではあるんだけど、逆に「縮小印刷だとこんなにシャープな感じになるんだな」ってのは新たな発見で新鮮だった。

ありがとう白蛇婦人 笑

 

いつもの「超アナログレイヤー方式」

んで、イラストの描き方は毎度のことながら「超アナログレイヤー方式」で 笑

今回用意した超アナログレイヤーは全部で7枚。

巳年イラスト

 

それをバランスを考えつつ配置してマステで固定して

へび年イラスト

 

上からコピックマルチライナーでラインを起こせば下書きが完成。

2025年イラスト年賀状

 

そしたらそれをスキャナで取り込んでA4コピー用紙にプリントアウト。

へび年イラスト年賀状

 

それのラインを強調してみたりシャーペンを色鉛筆代わりにして濃淡をつけてみたりしつつ、取り敢えず納得したら(いつまでかかっても100%納得はできないので)あらためてスキャナで取り込んで、はがきサイズに縮小印刷すれば完成。

2025巳年イラスト

 

いつもは「やべぇ~時間ねえよ〜、間に合わねぇよ〜」と泣きそうなんだけど、今回はなんかスムーズに行った。

「まあどっちせもいいか」な気分がリラックスしてて良かったのかね。

とは言えポストに投函したのは結局27日になっちゃったんだけども…

 

12年前のリベンジ?とか試したかったこととか

実は12年前の巳年年賀状のイラストで「あぁ〜、これこうすれば良かった〜!」ってずっと後悔してたことがあった。

それは「歌謡ショー ようこそ干支温泉へ」ってステージの看板。

なんで「大干支温泉」にしなかったんだよ〜!とオヤジギャガーとしてはめっちゃ悔しかった 笑

なので、今回はそこは忘れずに。
「大干支温泉物語」にしようか迷ったんだけど、無難に「大干支温泉」で(小心者)

 

他になんかないかなぁと考えてみたものの、「ジャノメミシン」くらいしか思いつかないポンコツオヤジギャガーの悲しさよ…およよ…

なので「ジャノメマシン」でフィニッシュ。

 

んでイラスト的に試してみたかったのが、我が神である「CANNABIS」こと「田中達之」氏のイラストのような、ピントの合ってない背景。

CANNABIS 田中達之イラスト画集

 

この背景のピントがぼやけたイラストをはじめて見た時の衝撃は凄まじかった。

そんなイラスト今まで見たことなかったし、めっちゃしびれてしびれてしびれあがったものだ。

 

どうやって描いてるのかは未だに全然分からないんだけど、恐らくパソコンで取り込んでいぢってるんだろうなあと勝手に想像してる。

ただどんなソフト使うのかとか、やり方とか全然分からないし、調べるのもめんどくさいし そもそも自分みたいなたまにしか描かないド素人がにわかでそんなんしたところでイタイだけだろうってのもあって、やったことはなかった。

 

ただ今回は、ちょっと奥行き感が欲しくて、神の手法をド素人的な方法でできる方法はないかと考えて試してみた。

方法としては単純で、バックとなる看板と照明のイラストだけコピックでペン入れせずに、シャーペン仕上げのままにして、さらに練り消しゴムで薄くしたってだけ。

下書きはトレーシングペーパーなので、練り消しの加減を間違えると簡単に全部消えてしまうので、その辺を微調整しつつ。

 

その後に鉛筆のB4をうっすら入れて、綿棒とか指でこすってボカす、というこれまた超アナログなやり方。

ピントがぼやけた様な狙い通りにはならなかったものの、効果として悪くはない気がして、もう少し研究したらちょっとはマシになるのかな?と今後に課題を残した。

2025へび年イラスト年賀状

 

言い訳

という訳で、約1年ぶりの記事更新なんだけれども、最後に言い訳を兼ねた近況のようなものを。

 

おとんの心臓の不調だったり、検査時に見つかった他の問題や、そもそも高齢で足が不安だったりみたいのもあって、病院への通院や入退院の付き添いがしょっちゅうあったり、

それに加えて昨年は急に持ち上がった引っ越し話で、いろいろ大変だった。

 

2月頃に話が持ち上がって、そこから物件探して家片付けて引っ越したのが8月の終わりで、手続きやらなんやらであっという間に年末、って感じだった。

 

この何年か、いろいろ大変なことが多いなと思ってたところだけど、昨年は輪をかけて大変であった…

まだやらなくちゃいけないことは残ってるので、今年もまだ大変ではあるんだけれども、取り敢えずはなんとか年を越せたことを祝おう。

 

あけましたねおめでとうございます。

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